[KHR台風、山梨上陸!]

 

さて、秋の旅行第三弾は、ド本命の白州蒸留所見学でございます。
車で出かけたいと言う「「HなVFR」改め子供社長と話が盛り上がり、
白州へ向かう事になったのですが、二人きりは面倒なので、無理やり
もんきーさんに声を掛け、当日臨んだのでした。 もう一人いないの?
と言う遠慮の無い言葉にいささかカチッ!ときましたが、仕事で鍛えら
れた客対応に慣れている身としては、ニッコリ笑って「平日は無理。」
と言うのが精一杯の抵抗ですね。(あんたとは休みが違うんだYO
!)

長い前振りですが、今後も続きますので御容赦を。
さて、今回のマシンは、ホンダのオルティアさん。
5ナンバーボディに2Lと言う、実用的なワゴンです。

  

桜木町駅前で待ち合わせをし、三京から中央へ向かいました。
さほど渋滞も無く、集合から1時間半で談合坂S.A.に到着です。

  

子供社長は深夜に御飯を食べたらしく、「お腹空いた!」を連呼しておりました。
もう少し解説すると、翌日8時集合にも関わらず、前日呑みに出かけたとの事。
さほど遅くならなかったらしいですが、帰宅後に着替えるのももどかしく就寝。
が深夜(明け方)にお腹が空き、目が覚めてしまう。そこで早朝?メシを堪能。
でもって、集合に至るという訳。
そら、腹も減るってもんです。ま、この時にこの
異常な行動にもう少し注意しておけば良かったのですが、気づく訳無いです。

談合坂S.A.では、フードコート形式になっており、各種お店が楽しめます。
(出来立てパンやお好み焼きなどもありました。)

 

1時間程で現地到着です。ここで今日のドライバー抽選です。
もんきーさんが引き当て、今日の試飲担当が決まりました。
(運転、ありがとうございました。)

  

運転から開放された子供社長は大はしゃぎです。
率先して入り口で受付を済ませ、まもなく始まると言う
見学ツアーの集合場所へ、超速で駆けて行きました。

  

  

  

見学ツアーでは、製造工程や貯蔵庫などを見る事が出来ます。
発酵過程は、ここで無いと見る事が出来ないので、貴重ですね。
若干大人しそうに見えた子供社長ですが、ガイドのお姉さんにピッタリ。
まじめな質問に交えて、どうでも良いプライベートも聞き出す紳士振り。

ちなみに、1973年に白州蒸留所が設立されたとの事。
これ見よがしの樽もありますが、本物(?)はロット標記。

お待ちかねの試飲会場へとやってきました。
ポールポジションを取らねば!と俄然張り切る子供社長。
意味が分からず聞いてみると、「試飲し易い場所に座る。」
と言う事らしい。(あんた、何杯呑む気なんだ?:答え7杯)

   

まずは、ハイボールを頂きます。好みにより、水割りも作ってくれます。
白州12年も同様に味わわせてもらえます。個人的には水割りが好み。
味が薄いと文句の多い子供社長は、カウンターに陣取りロックを注文。

20分程で試飲は終了です。一般の方はこれで帰られるのですが、
有料試飲を試さないで帰るのは勿体無い。って事で、居座ります。

  

  

  

今回試したのは、
白州ニューポット(樽詰め前の物)×2、知多ニューメイク(樽詰め前のグレーン)、
白州12年原酒シェリー樽、山崎12年原酒シェリー樽、山崎シングルカスク1995年

ニューシリーズの2種は、世に出回らない品ですね。
以前販売されていたシングルカスクも堪能しました。
ま、山崎は正直注文しなくても良かったのですが、
若干一名小うるさい事もあり、口封じも兼ねて…。
(思った以上に逆効果だったのが、反省材料です。)

 

さて、今日の目的は完了です。が、興奮冷めやまない(病んだ)一名が
「ワイン工場とかは無いの?」と(余計な事を)切り出してきました。
個人的には、「ドライバーは飲んでいないので、宿へ帰ってまずは酒って
パターンじゃねえのかい、おまいさん!」と思いましたがグッと堪えます。

  

行き慣れたメルシャンにするかと思いましたが、同じサントリーが経営する、
サントリー登美の丘ワイナリーが近くにあります。こちらへ寄る事にしました。
(余り遠いと、まだか!とか、トイレ!とかの騒動を起こされ面倒なので…。)
ちなみにバスのナンバーは、登美の丘の創立年になっています。

  

ちょうど、最後のガイドツアーの時間に間に合いました。
バスに揺られて、今回はシャルドネの畑を見学します。

  

  

ワインセラーや樽熟庫等も見学させてもらいました。
もちろんガイドのお姉さんにピッタリの子供社長。ここでも質問攻め全開です。

  

 

ワインも試飲させて頂けます。ライトな感じで、何にでも合いそうです。
もちろん、ここでも有料試飲があります。早速口説く子供社長ですね。
特に今回はロングラン公演となり、「そろそろ行くよ。」と言わなければ、
もう数時間はあのままだったに違いないでしょう。 全くやり放題です。

宿での夕食はありません。外食をする事も考えましたが、宿までの
道中、車に乗って数秒でオチた子供社長を見ると、無理な話です。
回も、宿の近くにある、ヨーカドーマートさんにお世話になりした。

 

色々と仕込み、宿へチェックインです。
3名&夜宴会なので和室が良かろうと、ホテル1-2-3さんを予約しました。

  

今日の清算を済ませ、後は風呂に入って宴会と思った所で、
またしても子供社長天下。「腹減った…開けるね。」(ヲイ!)
そそくさと寿司包みを開け、モグモグと食べ始めやがります。
仕方なく残り二人も追従し、そのまま宴会開始となりました。
先の試飲ワインに文句がある子供社長。ヨーカドーで買った
ワインを飲みご満悦。「明日買って行く」(好きにして下さい)

落ち着くと、「眠い…」。そのまま倒れるので布団を
敷いてやるやいなや、「あ゛〜」と床に包まります。
風呂に行くよ〜の声に反応し一旦は起きて移動。
その後、歯ブラシを口にくわえたままで御就寝。
(グッと押し込んでやろうか…。)

なにやら、夜中にガザゴソと音がしていました。
思った通り、深夜の食事を敢行した子供社長。
これで、時間がズレるのが分からないのかな?


7時頃には全員起床し、朝食会場へ向かいました。

  

どれが誰なのかは、皆様が考えた通りです。(笑)
食後、眠いと倒れる子供社長。ここまできたら放置ですね。

 

10時に宿を出発し、ヨーカドーマートへ向かいます。
お目当ては昨日呑んだワイン。2本買って満足げ。
(ハイハイ、よかった、よかった。)

  

葡萄に未練のある子供社長。農産物直売センターへ立ち寄ります。
ここでも馬鹿みたいに買い物をしています。そのネギはいるのか?
ま、案の定、持て余し、後日バイク屋さんへ持って行ったそうです。
で、葡萄は買わなかったのか?(前日のヨーカドーでもゴネました。)

 

翌日も、白州へお世話になりました。
前日、もんきーさんはドライバーで飲んでいないので再訪。
「案内の人がこっちを見て笑っているよ!昨日も来たから?」
それは、アンタを良く覚えていて、笑っているんだって〜の。

  

今日のツアーは、自分たちで満員となりました。
良いタイミングで入場し、ついでに記念品もゲット!

  

今日はドライバーの子供社長ですが、呑まない分、性質が悪いです。
「もうカラになってるからどんどん取ってきなよ」、「もっと呑みなよ」等。
(個人のペースで飲ませてやれよ。)
もんきーさんは、後の有料試飲が楽しみで、少し控えていたのでした。

   

  

今回試したのは、
白州ニューポット、響17年、響17年シェリー樽、
白州ヘビーリピーテッド2013、白州12年原酒スモーキー樽

昨日来た時から、白州25年が気になっていました。
ただ、この有料試飲ですら、\2300-する代物です。
(通常の700mlビンで購入すると、10マソ…。)
今回はとりあえず落ち着き、以降の課題としました。
(ちなみに、ヘビーリピーテッドは\9000-です。)

なんか食べようよ!と子供社長の一言。
蕎麦は? 「毎日たべてるのでイヤだ。」
うどんは? 「麺類はやめようよ。」
何が良いの? 「普通の定食みたいなの」
オイオイ、山梨でこれかよ。 ま、いいや。

   

と、面倒臭い注文でしたが、気になるお店があるので寄る事に。
ただ、昼は15時までの営業で、間に合うかどうか微妙な時間帯。
まあ、残念ながら間に合いませんでした。
(もう一店は、水曜日定休でした。)

通し営業なら、塩山でお世話になった「白彩」さんに寄る事にしました。
現在は塩山ではなく、140号沿いの「はながけの湯」にて営業中です。

   

  

  

 

穴子丼ともつ煮が有名だったのはそのまま引き継がれいて、ボリュームも健在。
さらに桶盛(3〜5人前)なんてのもありました。デザートに巨峰を頂き、大満足。
穴子天がオススメなのに、なぜ注文しなかったのかと子供社長に聞いた所、
「天丼は、いつも行くお店でシメに食べているだよね。他所で食べれなくて。」

さすがに、この一言はね〜。 まあいいか。

この後、勝沼ICから中央高速に乗り、談合坂S.A.まで一気に走りました。

   

道もさほど混んでなく、いい流れで帰ってきました。
家まで送って頂き、今回の旅は無事に終了したのでした。
お疲れ様でした。

 

それなりに、楽しい旅でした。車で行こうと話していたのに、
バイクでいいよ!とか、あれいらん、これいらんと我侭全開
に翻弄された場面もありましたが、事故も違反も無く終了。
無事これ何より、と言う旅でした。
もんきーさんと久しぶりに、楽しい呑み旅行が出来ました。
また考えるので、今度はイタリア抜きで楽しみましょう。(笑)